1. 地デジアンテナ工事の費用について
このページでは、地デジアンテナの種類や設置方法、安定受信のポイントを分かりやすくまとめています。
さらに、ページ内の電卓を使うことで、アンテナ工事のおおよその費用を簡単に計算できます。
まずは下記の目次から気になる項目をご覧いただき、
ご自宅の状況に合わせて概算金額の計算もご活用ください。
地上デジタル放送(地デジ)を安定して快適に受信するためには、お客様の
住環境や地域の電波状況に合ったアンテナを選ぶことが大切です。
ここでは、地デジ専用アンテナの主な種類と、それぞれの
メリット・デメリット、そして正しい設置方法と注意点について解説します。
2. 地デジアンテナの主要な種類と比較
地デジ受信に用いられるUHFアンテナは、主に以下の3種類に分けられます。
2-1. 八木式アンテナ(伝統的な魚の骨型)
- 📶特徴:屋根の上などに設置される、最も伝統的で普及しているアンテナです。
- ✅ メリット:受信感度が非常に高く、弱電界地域でも安定受信に適しています。
- ⚠️ デメリット:外観が目立ち、風雨の影響を受けやすいため、台風が多い沖縄では耐久性とメンテナンスが重要です。
2-1-1.八木式アンテナの材質比較(日本アンテナ × マスプロ)
台風と塩害が厳しい沖縄では、アンテナの「形」だけでなく「材質」選びが寿命を左右します。現場で使用される主要モデルを整理しました。
■ 日本アンテナ(塩害対策モデル:AUZシリーズ)
- 20素子:AUZ20FR / 14素子:AUZ14FR
- 材質:本体・反射器(アルミ)、取付金具(ZAM)、ボルト(ステンレス)
- 特徴:塩害地域向けの標準仕様。金具に錆に強い「ZAM(高耐食めっき鋼板)」を採用。
■ 日本アンテナ(耐久性強化モデル:AUSシリーズ)
- 20素子:AUS20FR / 14素子:AUS14FR
- 材質:本体(ステンレス混合)、取付金具(ZAM)、ボルト(ステンレス)
- 特徴:通常モデルより強度を高めた強化型。強風や塩害に対してより高い耐久性を誇ります。
■ マスプロ(最強!フルステンレスモデル:CSTシリーズ)
- 20素子:U206CST / 14素子:U146CST
- 材質:本体・反射器・取付金具・ボルト(すべてステンレス)
- 特徴:完全フルステンレスの最強モデル。海沿いや台風を真正面から受ける場所に最適。
■ マスプロ(金具ステンレスモデル:TMHシリーズ)
- 20素子:U20TMH / 14素子:U14TMH
- 材質:本体(アルミ)、取付金具(ステンレス)、ボルト(ステンレス)
- 特徴:本体は軽く、錆びやすい足元(金具)はステンレス。性能と耐久性のバランスが良いモデル。
2-1-2.八木式アンテナ“材質別”まとめ
| 種類 | 20素子 | 14素子 | 耐久性のポイント |
|---|---|---|---|
| 日本アンテナ(塩害) | AUZ20FR | AUZ14FR | 金具に高耐食ZAM採用 |
| 日本アンテナ(強化) | AUS20FR | AUS14FR | 強風・塩害への強化構造 |
| マスプロ(全ステ) | U206CST | U146CST | 本体も金具も全部ステンレス |
| マスプロ(金ステ) | U20TMH | U14TMH | 足回りがステンレスで強固 |
※素子数は、お住まいの地域の電波状況に合わせて選定します。
2-2. 平面式アンテナ(デザインアンテナ・壁面設置型)
- 🏢 特徴:薄型のボックス形状で、外壁やベランダに設置されます。
- ✅ メリット:外観がすっきりしており、強風の影響も受けにくいです。
- ⚠️ デメリット:八木式より受信感度が低いため、電波が弱い地域では不向きです。
2-3. 室内アンテナ(簡易設置型)
- 🛋️ 特徴:テレビ付近に置くだけで使える簡易タイプ。
- ✅ メリット:工事不要で、すぐに設置できます。
- ⚠️ デメリット:強電界地域でのみ安定し、沖縄では推奨できるケースは限られます。
3. 設置方法と安定受信のための注意点
アンテナの種類に関わらず、地デジの安定受信には以下のポイントが重要です。
1. 屋外設置(八木式・平面式アンテナ)のポイント
- 方向調整:地域の電波塔の方向に向けて調整します。
- 高さの確保:障害物の少ない位置に設置すると受信感度が向上します。
- 固定と防水:沖縄では台風対策として、強固な固定と徹底した防水処理が必須です。
2. 室内設置(室内アンテナ)のポイント
- 窓際に設置:電波を受信しやすくなります。
- 遮蔽物を避ける:大型家電や金属製品の近くは避けましょう。
3. 信号増幅のためのブースターの使用
弱電界地域や分配数が多い場合は、アンテナ直下にブースターを設置して信号を増幅します。
- ⚠️注意点:ノイズも増幅される場合があるため、適切なレベル調整が必要です。
4. よくある質問(FAQ)
Q. アンテナは自分で設置できますか?
室内アンテナや、電波の強い地域での平面式アンテナはDIY可能です。
しかし、屋根上の八木式アンテナは高所作業・方向調整・防水処理が必要なため、専門業者への依頼が推奨されます。
Q. アンテナの寿命はどれくらいですか?
一般的に10〜15年が目安です。
沖縄では塩害や強風の影響が大きいため、定期的な点検が重要です。
Q. 電波が弱い地域(弱電界)ではどうすればいいですか?
- 高性能八木式アンテナを使用する。
- 高性能ブースターを導入する。
- アンテナの設置位置・高さを見直す。
- 地域によっては共同受信設備(ケーブルテレビ等)も検討。
→ 前のステップ:
地デジの仕組みと電波の特徴
